【最後の晩餐】モダン焼き 750円
【料理について/感想】
大阪といえば、何と言っても粉モン。
たこ焼きも良いんですが、個人的にはお好み焼きがツボです。
関東でお好み焼きといえば、どちらかと言うと自分で作るお店が多いんですが、大阪はそうでもないんですよね。
というか自分で作らなきゃいけないのに「美味しいお店」って言われるお好み焼き屋って、なんなんでしょうね?
素材の美味しさは関係するとは思いますが、やっぱりちゃんと焼ける技術が無いと、「美味しいお店」と言えるレベルにはならないんじゃないかと。
皆でワイワイ食べるんなら良いですが、味を楽しみたいんであれば、やっぱり店員さんが焼いてくれるお店に行かないと、ですよね。
最後の晩餐として紹介するモダン焼きは、もちろん店員さんが調理してくれます。
あなたは、モダン焼きというとどんなものをイメージしますか?
モダン焼き自体そこまで一般に浸透しているわけじゃないかもしれませんが、お好み焼きを結構食べる機会があるのであれば、「お好み焼きとそばが一緒になっているもの」をイメージするのではないでしょうか。
もちろん僕も同じものをイメージしていました。
ですが、この店のモダン焼きは一味違います。
もしかすると、そもそもモダン焼きの定義や解釈自体も色いろあるのかもしれませんけどね。
「きじ」のお好み焼きは、モダン焼きというよりはオムそばという雰囲気。具材たっぷりの焼きそばを、たっぷりの玉子でくるんでいる商品です。
ですがただの玉子ではなく、お好み焼きの生地にあたるものは混ざっていないと思いますが、だし巻き卵のように味がついていて、玉子だけを食べても美味しく仕上がっています。オムそばだと、玉子そのものに味がついていることってほとんどないでしょうからね。
玉子も、焼きそばも、それぞれにしっかりと主張はしてきますが、ケンカはせずに調和している。しかも鉄板に乗っかっていますので、いつまでもアツアツのままでいただくことができます。
お店はあまり大きくなく、全て手作業なので待つ可能性は高いですが、待つ価値アリです。
【その他写真】
【お店情報】
店舗名:きじ 本店
電話番号:06-6361-5804
ジャンル:和食
住所:大阪府大阪市北区角田町9-20 新梅田食道街 1F・2F
価格帯:~2,000円
参考URL:https://retty.me/area/PRE27/ARE89/SUB8901/100000004482/